あらゆる病気を引き起こす「糖化」とは

あらゆる病気を引き起こす「糖化」とは
NHKゆうどきネットワーク2012年2月15日より
http://www.nhk.or.jp/you-doki/archive/life/20120215.html
 
肌のシミやしわ、白内障、骨粗しょう症、更には命に関わる心筋梗塞や、アルツハイマー病など、様々な病気の原因として注目されている「糖化」。
食べ物に含まれる「糖」が体内に多い状況が続くと、この糖が体中のたんぱく質と結びついてしまい、たんぱく質が硬くもろくなります。それにより、様々な病気が引き起こされるのです。糖化研究の第一人者 久留米大学医学部の山岸昌一教授によると、「糖化は人間が生きていく上で避けることのできない現象」と言えるため、誰もが糖化による病気の危険性を抱えているといいます。

 
糖化予防対策 食べる順番を変える!
「糖化」は、一度進むと改善させることは非常に難しいと言われています。対策は、なにより糖化を進める「高血糖の状況を長引かせない」ように予防すること。糖化の予防方法を研究する同志社大学では、グレープフルーツに注目し、実験を行いました。グレープフルーツと食パンを食べる順番を入れ替えて、食後の血糖値の変化を比較すると、グレープフルーツを先に食べた場合は、食後血糖値がおよそ半分しか上がらなかったのです!


グレープフルーツに含まれる食物繊維が、糖の吸収をゆるやかにし、血糖値の上昇を抑えてくれたと考えられています。こうしたグレープフルーツやかんきつ類、葉物野菜などの比較的血糖値が上がりにくい食材を、食事の際、先に食べると血糖値の上昇を抑えてくれます。

 
糖化予防に期待大!カモミール
お茶や入浴剤として使われるハーブのひとつ「カモミール」。
同志社大学の研究で、カモミールに含まれる「カマメロサイド」という物質に、糖化の一部を予防する効果があることが分かりました。
日本有数のカモミール産地、長野県池田町を訪ねると、生産者の男性は60代にして健康そのもの!健康診断では、ほぼ全ての項目が正常の範囲内で、周りを驚かせたといいます。

カモミールに似た効果は、緑茶に含まれるカテキンや、ドクダミでも発見されています。これらを組み合わせて摂取することで、糖化を予防できるのではないかと期待されています。