自由なオーダーメイドが可能になった、“SI工法”のマンション

 
従来は、給排水や電気等の設備の配管が各住戸の中を通って、上下階同じ場所に設置されており、台所、浴室、トイレ、等の位置はこの配管の周囲に限られていました。

最近、水廻り部分を含めて間取りを自由に設定できるマンションが増えてきました。  
これを可能にしたのが、SI工法です。 

  

これにより、マンションの購入者は、例えば、“厨房には窓が欲しい”、“厨房はベランダの傍が良い”、“浴室は眺めの良い場所を”、といった希望が出せるようになりました。


  
SI工法は、Skeleton【外壁、柱、床、等の骨組み部分】とInfill【住居内の設備、間取り壁の部分】を分離し、Infill部分を住戸内から外に配置し、住戸内には二重床の中を通して配管することにより、自由な配置、間取りを可能にするものです。
 





 
SIマンションは、工費が多少高くなりますが、

間取りの自由度に加えて、

設備(Infill)部分の将来の更新が容易になると言う長所もあり、

今は未だ、数は限られていますが、大手ディベロッパーも採用を始めています。

 
スケルトン・インフィルと銘打たれない多くのマンションの間取り図を見ると、室内のキッチン・バス・トイレなどの箇所に「PS」と書かれた空間があります。
これはパイプスペース、もしくはパイプシャフトと呼ばれる空間で、上下水道・ガス管などを通す空間です。
 
こういった配管類は内装と同程度の耐用年数であるため将来的に修繕工事が必要となりますが、これは内壁を壊す大工事となる場合が多く、生活に支障をきたすケースが多いのです。
 
スケルトンインフィルでは、PSを住居部分から共用部分へ配置する事で内装への影響を避け、これにより、修繕工事の簡便さと、リフォーム時の水周り設備の自由な移動を可能としています。
 
スケルトン・インフィルにおいては、すべての部屋は基本的に二重天井・二重床にして、その空間に、各種ダクト、電気配線などを這わせます。結果的に階高は高くなり、コンセント・照明器具の自由な移動や増設なども可能となります。